「自然農をやってみたいけれど、畑も庭もないから」——そう言われることが、よくあります。
でも、僕はいつも思うのです。自然農は、特別な人のためのものじゃない。畑がなくても、庭がなくても、ベランダに置いた、たったひとつのプランターから始められる。それを日本中に伝えることが、僕の夢でもあります。
前回、「市販の野菜は出荷基準でつくられている」「結局は、誰がどう作ったかという信用の問題だ」という話を書きました。その問いへの、いちばん確実な答えがあります。自分のベランダで、自分の手で育てること。今日はその「最初の一鉢」の話を。
なぜ、最初の一鉢がホーリーバジルなのか
正直に言うと、ミニトマトもいいのです。でも、もし「いちばん失敗しにくい一鉢を」と聞かれたら、僕は今、ホーリーバジルをすすめます。
丈夫で、虫がつきにくい。香…



