Yoshihiro Nishiguchi

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【自然農と暮らし】

いのちがつながるタネの話 ── F1種・固定種・雄性不稔(CMS)

スーパーの野菜から、もう一度タネは採れない。その理由を、畑から。

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Yoshihiro Nishiguchi
6月 18, 2026
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畑をやっていると、ときどきこんな質問をもらう。

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「スーパーで買った野菜から、タネって採れないんですか?」

採れることもある。でも、蒔いても、親と同じようには育たない。
トマトはトマトでも、まるで似ていない実がなったり、そもそも芽が出なかったり。なぜだろう——今日は、その「タネの話」をさせてください。
少し専門的な言葉も出てきますが、できるだけやさしく書きます。

F1種という、一代限りのタネ

いま売られている野菜の多くは、「F1種」と呼ばれるタネから育っています。
性質の違う品種を人工的にかけあわせた、雑種の一代目。形がそろい、よく穫れ、日持ちする——とても便利なタネです。

ただ、F1には宿命のよう…

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